筋トレ後の頭痛と区別すべき症状

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筋トレ後の頭痛と区別すべき症状

前回から、筋トレ後の頭痛について、原因や予防方法をご紹介してきましたが、
今回は筋トレ後の頭痛とは違う可能性もご紹介していきますので
ぜひ一度心当たりがないか確認してみてください。

▶︎筋トレ後頭痛と区別したい症状〜緊急性のある症状〜

血腫・出血

慢性硬膜下血腫・急性硬膜下血腫・脳動脈瘤など放置すると命の危険がある病気です。
転んで頭を打撲した後に起こる頭痛です。
この場合、時間がたつにつれて頭痛が増すことが多く、鎮痛剤が効かないこともしばしばです。
硬膜下血腫は血腫の部位によっては前頭部や後頭部、脳動脈瘤は頭の芯からからズキズキと痛みます。

→早急に受診

経験したことのない頭痛、時間経過と共に強くなる頭痛は、
命にかかわる場合があるので早急に受診をしましょう。
頭部打撲後、1カ月位以内の頭痛、認知症のような症状が出る事もあります。
受診の際は、随伴症状も医師に伝えましょう。

髄膜炎

脳せき髄液を包む髄膜が細菌感染し、頭痛に発熱を伴います。
初めはだるさなど風邪に似た症状で、風邪と思う場合もあります。
その後、吐き気・進行すると後部硬直(首の後ろが固くなる)、意識レベルの低下が出てきます。

→髄膜炎の対処

直ちに総合病院の救急科か脳外科を受診します。

 

 

▶︎筋トレ後頭痛と区別したい症状

偏頭痛

偏頭痛は、こめかみ部分が脈を打つように痛みます。
初めは片側のこめかみが痛み、その後両側のこめかみ・前頭部・後頭部・頭全体の頭痛になり、
吐き気を伴うケースもあります。
頭痛は半日~3日続き、鎮痛剤が有効です。原因は頭の奥にある三叉神経付近の脳血管の拡張です。
寝不足・ストレス・疲れをきっかけに起こることが多く、
疲れているからだでトレーニングを開始すると、偏頭痛を発症することがあります。

→偏頭痛症状が出たら

筋トレ中に偏頭痛症状が出現した場合、トレーニングを中止し、
冷たいタオルで偏頭痛のある部位を冷やします。
暑い場所にいると血管の拡張が治らないので、クーラーの効いた部屋で休みましょう。
痛い部位をマッサージすると血流を良くしてしまい、逆効果です。
コーヒーなどカフェインを取ることは有効なのでおすすめです。

 

緊張性頭痛

首の後ろ側の首筋、肩の筋肉が緊張し、血流障害から起こる頭痛です。
パソコンなどでのデスクワークの時間が長い人・キッチに立つ時間が長い人など、同じ姿勢を取ることで起こります。
症状は、首筋・後頭部から頭部全体に起こることが多いです。
緊張性頭痛を起こす方が肩・首に力が入る筋トレを行うと、頭痛を誘発することがあります。

→緊張型頭痛が起きたら

肩周り・首筋のストレッチを行い、体を温めましょう。
クーラーの効いた部屋から離れるようにします。温めたタオルで肩や首をホットパックします。
首筋のマッサージや、入浴をすることも有効です。

 

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