筋トレ後の頭痛と区別すべき症状②
▶︎筋トレ後頭痛と区別したい症状
副鼻腔炎による頭痛
鼻風邪をひいた後になるのが副鼻腔炎。
副鼻腔とは、ほお骨の奥~鼻の奥にある、頭蓋骨に包まれた空洞です。
細菌感染により、この空洞に膿がたまり、炎症を起こした状態を副鼻腔炎と言います。
炎症を起こすと、前頭部・鼻の奥が痛みます。副鼻腔炎の頭痛は、前頭部に起きやすいです。
副鼻腔炎の後の頭痛への対処
アレルギー性鼻炎・花粉症の方が鼻風邪をひいた後になりやすい副鼻腔炎。
風邪は治っても、頭痛だけが残るケースもあります。
トレーニングをするよりも、風邪の後の弱った体をいたわることに努めましょう。
頭痛が残っているということは、体力が回復していない時期だともいえます。
帯状疱疹による頭痛
水痘ウィルスの感染による帯状疱疹。子供の頃にウィルスを持つと、生涯感染のリスクがあります。
帯状疱疹は背中・お腹・顔・頭皮など神経節のある皮膚であればどこにでも出来ます。
発疹が治まった後に痛みだけが残るケースもあり、頭皮のヘルペス治癒後、頭痛が残る人もいます。
ふとした時に頭痛がするため、トレーニング中にも起こり得ます。
手が届く後頭部に発疹が広がりやすいので、後頭部に頭痛が残る方もいます。
帯状疱疹後の頭痛の対処
帯状疱疹自体は、皮膚科で診察しますが、痛みが長引く場合はペインクリニックで痛みの相談をしましょう。
薬物療法・神経ブロックなどが有効です。
その他
虫歯の悪化により歯痛があればこめかみの痛みが起こります。
また、ヘアバンドの圧迫によりこめかみ前頭部の痛みが起こることがあります。
▶︎筋トレ後頭痛が治らない
まずは診断をしてもらう
筋トレ後にいつも頭痛が起こり、翌日も頭痛が治らないからといって、筋トレ後頭痛と決めつけるのは良くありません。
頭痛中には怖い病気が隠れていて、筋トレ後に頭痛を自覚しやすいだけなのかもしれません。
筋トレを止めても頭痛がなかなか治らない場合は、
一度脳外科を受診し、他の頭痛の原因となる疾患が無いかを確認してもらいましょう。
それでも筋トレを続けたい
筋トレしたあとに頭痛が起こる場合、医療機関を受診すると、鎮痛剤が処方される場合があります。
筋トレ開始前に鎮痛剤を服用すれば、頭痛に悩まずにトレーニングができる方もいます。
頭痛をコントロールしながら、筋トレは続けたいという場合は、頭痛メモがおすすめです。
頭痛の起こる部位・タイミング・時間を1カ月ほど記して受診しましょう。
筋トレとも頭痛ともうまく付き合って
筋トレをしたあとに起こる頭痛は大きく分けると、
運動性頭痛と、元来の頭痛が出現したものがあることが分かりました。
頭痛は種類も多く、それによって対処の仕方も様々です。
が、運動性頭痛は、負荷を調整しながら運動したり医師と相談の上服薬でコントロールしたり
といった対処でうまく付き合っていくことも可能です。
運動の翌日も治らない不快な頭痛にとらわれ過ぎず、
体からの「休めの」サインだと思って、体をいたわりながら筋トレを行っていきましょう。
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