関節モビライゼーションとPNFを組み合わせて関節や筋肉まわりの動きをよくする


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関節モビライゼーションとPNFを組み合わせて関節や筋肉まわりの動きをよくする


関節モビライゼーションとは

関節モビライゼーションとは、セラピストが関節を低動的にリズミカルに動かす手技のことです。

この関節モビライゼーションを行うことで関節の中にある滑液が出され、

骨と骨との摩擦や圧迫を生み、関節内がスムーズに動くように働かせる主義のことです。

滑液とは関節内に存在し、骨と骨が摩擦で壊れないように潤滑液の役割をしています。

滑液が分泌されないと、骨と骨が擦り合わさってしまうため、

関節の動きがよくなくなり、痛みやひどいときはしびれを伴うことがあります。

セラピストはこの関節モビライゼーションを行う際に、

関節の終わりの感覚(end feeling)まで動かす必要があります。

この終わりの感覚まで動かすことで、関節へのアプローチがうまくできているということになります。

関節モビライゼーションはリハビリテーションだけでなく、

スポーツのコンディショニングを上げる目的でも使用されることがあるため、

理学療法士だけでなく、スポーツマッサージなどでも使用されることがあるのです。

関節の動きをよくしパフォーマンスを上げることができるので、とても重宝する手技となります。

 

 

PNFとは

また、手技療法のなかにはPNFというアプローチもあります。

このPNFとは、関節受容器を刺激することで、神経と筋肉の動きを高めて、おこなう手技です。

本人の可動域に合わせて行うため痛みを伴うことなく筋肉の可動性を上げることができます。

そのため、リハビリテーションでよく行われるアプローチとなります。

セラピストが筋肉や関節を自分の可動域まであわせて、

そこに患者さんが抵抗を与えて数秒間キープし、その後リリースします。

この時に抵抗した筋肉は収縮していますが、リリースした段階で筋肉の緊張がほぐれるため、

数回行うことで可動域が増えていく、というアプローチです。

受けている人は少しの抵抗を感じるだけですが、

PNFの効果で関節や筋肉の可動域が高まることも期待できます。

 

 

まとめ

今回は、関節モビライゼーションとPNFについてご紹介しました。

関節モビライゼーションは関節に、PNFは筋肉と神経にアプローチしていくため、

この2つはリハビリテーションでよく用いられます。

関節モビライゼーションとPNFを一緒に行うことで、

2つの可能性を最大限に発揮することが期待できます。

リハビリテーションだけでなく、スポーツをした後でもこの手技は使うことができるため

スポーツマッサージでも用いられる手技となります。

 

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