パーソナルトレーニングとストレッチの関係
ストレッチは「体を柔らかくするため」だけではありません。関節が動く範囲を広げ、筋肉がスムーズに働く状態を作ることで、同じトレーニングでもフォームが安定しやすくなります。結果として狙った部位に効かせやすく、ケガの予防にもつながります。初心者ほど、最初にストレッチの意味を知っておくと続けやすいです。
トレーニング前におすすめのストレッチ
いきなり伸ばし切るのではなく、体温を上げながら動かすのがポイントです。呼吸が止まるほど無理をすると、逆に体がこわばることがあります。まずは軽い運動と組み合わせて、準備運動として行いましょう。
動的ストレッチ
反動ではなく「コントロールして動かす」ストレッチです。肩回し、股関節回し、体幹のひねりなどをゆっくり大きく行い、可動域を少しずつ広げます。汗ばむ程度まで行うと、その後の筋トレがスムーズになります。
目的別の入れ方
下半身の日は足首と股関節、上半身の日は肩甲骨まわりを多めに、というようにメニューに合わせて調整します。トレーナーに「今日どこを動かしたいか」を伝えると、必要なストレッチが選びやすくなります。
トレーニング後におすすめのストレッチ
運動後は筋肉が温まっているので、ゆっくり伸ばして整える時間に向きます。ここでの目的は回復のサポートと、疲労の偏りを残さないことです。痛みが出る手前で止め、気持ちよく伸びる強さにします。
静的ストレッチ
一つの姿勢を保って伸ばす方法です。太もも前後、ふくらはぎ、お尻、胸、背中など、使った部位を中心に20〜30秒ほどキープします。呼吸は長く吐くと力が抜けやすいです。
寝る前に続ける工夫
トレーニング日の夜だけでも「3種目だけ」と決めると習慣化しやすいです。例えば、股関節・お尻・胸の3つに絞ると全身の姿勢が整いやすく、デスクワークの人にも相性がいいです。
パーソナルでストレッチをやるメリット
自己流だと、伸ばしたい場所ではなく別の場所に力が入りがちです。パーソナルトレーナーが姿勢や骨盤の向き、呼吸のタイミングを見てくれると、同じストレッチでも体感が変わります。また、硬さの原因が筋肉なのか関節の使い方なのかを整理できるので、遠回りしにくいのも利点です。
ストレッチでよくある失敗
・痛いほど伸ばしてしまう
・反動をつけて勢いよく行う
・呼吸を止めてしまう
・毎回やり方がバラバラで続かない
このあたりを避けるだけでも、体は変わりやすくなります。
最後に
パーソナルトレーニングとストレッチはセットで考えると、フォームが安定し、ケガのリスクを減らしながら効率よく結果を出しやすくなります。前は動的、後は静的を基本にして、トレーナーと目的を共有しながら続けてみてください。小さな積み重ねが、体の動きやすさをしっかり変えてくれます。