Health Fit

脂肪燃焼に最適な生活リズム

毎日の生活の中ではどのようなことに気をつければ、脂肪燃焼をスムーズに行うことができるのか
具体的な日々のルールについてポイントを紹介します。

<朝>

毎日の起床時間は、できるだけ一定にするのがおすすめ。
体内のリズムが整い、脂肪燃焼を習慣化することもできます。

もし可能なら、週末などの余裕があるときは、
朝、内臓が活発に動き始める時間帯に有酸素運動と無酸素運動のトレーニングタイムを作りましょう。
このとき気をつけたいのが、食後約1.5時間たってから有酸素運動を行うということ。
このタイミングで軽い運動をすることで、食後に血糖値が上昇することを抑え、
体に脂肪が蓄積することを防ぐことができるのです。

 

<昼>

日中、体の活動量が多い時間帯には、できるだけ食事やサプリメントで脂肪を燃やす効果の高いものを摂ると良いです。
また、手軽に摂れるファストフードや、丼やラーメンなどの単品で済ませるのではなく、
できるだけ、定食などバランスの良いものを。
特に、良質な肉や魚などの動物性タンパク質をしっかりとって、体内にタンパク質をとりこむことがおすすめです。
仕事や勉強の合間にはこまめに水分を摂取して、脂肪燃焼をサポートすることも忘れずに。

<夜>

「あとは寝るだけ」という夜には、炭水化物控えめで、タンパク質中心の食事が良いでしょう。
動物性タンパク質に比べて、納豆や豆腐などの植物性タンパク質の方がスムーズに消化でき、
胃腸に負担がかからないのでおすすめです。
また、なかには「夕食はスープだけ」というように、食事制限をしている人もいるかもしれません。
もちろん、そうした食事制限はダイエットにも効果的ですが、
必要以上に長期間食事制限を続けると、体に必要な筋肉まで落としてしまうかもしれないので、
常に体調や体重を管理しながら行うことが大切です。
それから、寝る前にはシャワーではなく、入浴することも脂肪燃焼に効果的
お風呂でしっかり体を温めると、汗と一緒に体内に蓄積した毒素が排出され、代謝が上昇するのです。
また、お風呂上がりに簡単なストレッチをすると、基礎代謝量がアップして、脂肪を燃やしやすい体になります。

 

 

脂肪燃焼のまとめ

このように、脂肪を燃やすには「食事」と「運動」の両面からアプローチすることがとても大切です
必要に応じて漢方薬なども活用しながら、マイペースで脂肪燃焼にトライしてみましょう。

しかし大切なことは、「脂肪も体にとって必要な存在である」ということです。
脂肪は、人間が活動をするときのエネルギーになるものであり、
また、体温を保ったり、内臓や骨などを外部の衝撃から守ったり、ホルモンを分泌したりする働きも担っています。

確かに、必要以上に脂肪がつきすぎて肥満になると、見た目が悪くなるだけでなく、健康上での症状も出てきます。

そのため、肥満の度合いを調べる数値「BMI」(【体重】÷(【身長】×【身長】)=【BMI】)などを算出し、
客観的に知ることも大切です。その上で、健康的に脂肪燃焼をめざしましょう。