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筋膜リリースで肩こり解消


筋膜リリースの役割とは

筋肉を包む膜を筋膜と言います。

筋膜は身体全体にはりめぐらされており、

筋繊維に器官・神経とさまざまなものと連結する第二の骨格とも呼ばれる存在です。

仕事と言っても一日中パソコンをやり続けて、といった方が多い現代社会だと

長時間同じ姿勢でいるために筋膜のよじれが生じやすくなっているのです。

そうすると皮膚や筋肉との間でなめらかに滑らなくなるのです。

全身につながる筋膜、さまざまな部分の不調へと繋がります。

痛みが出たり筋力や柔軟性が低下している、運動パフォーマンスが悪くなったといった方は

筋膜に問題があるのかもしれません。

よじれ、ねじれを解消してそれぞれが正しく働くよう回復を促すのが筋膜リリースというわけです。

 

 

筋膜リリースの方法

肩こりに悩まされてるのであれば、その部分の筋膜に問題が生じているのかもしれません。

ゆっくりと呼吸をしながらコラーゲン繊維、エラスチン繊維を解きほぐしていくようにしましょう。

固まってしまったものをほぐすのには時間が必要、くれぐれも無理はしないことです。

痛みが出てもそのまま続けたりはせず、

最初は20秒程度から
ちょっとずつ時間をかけながら行いましょう。

1度に何分もというよりも1日数回に分けての筋膜リリースが効果的です。

 

 

肩こり解消の筋膜リリース

肩こりと言っても、いかり肩、なで肩、それ以外と肩のタイプが異なれば

筋膜リリースのやり方も違ってきます。

自身がどれに該当するかを確認してから行うこと、関係ない場所をほぐしたからといって

いつまで経っても効果が出ることはありません。

実際に凝ってからやるよりも、できれば日ごろから習慣にした方が予防になり、

痛みに苦しむことがなくなります。

おすすめはスポーツ前、事前にウォーミングアップとして筋膜リリースをやっていれば

関節の可動域が上がります。

筋肉の動きもスムーズに、より高いパフォーマンスが望めるのです。

それに怪我も予防できます。

スポーツをした後もまた筋膜リリースを、何度も繰り返し筋肉を酷使することで

疲労度はマックスのはずです。

それが早く回復するようになりますから、コリが残りにくくなる、日々の生活に筋膜リリースです。

 

 

道具を使って効率よく筋膜リリースを

たとえば筒状のフォームローラー・タオルボールなど、道具を使ってみてもよいでしょう。

自身の手が届きにくい部分にも届いたり、より広範囲を効率的におこなえます。

身体の硬い部分・伸びにくい部分に当てて圧迫しながら、

その部分の関節を解きほぐすように左右前後に動かすようにするのです。