食事制限だけでは筋肉量が落ちてしまい体脂肪率が上がってしまうため
体脂肪を減らすには運動が不可欠です。
運動を継続することで引き締まった体に近づくことが可能になります。
◆体脂肪を減らす運動とは
とはいえ、普段運動をしない人は何をしていいかわからないかと思います。
体脂肪を減らすのであれば有酸素運動と無酸素運動を掛け合わせた運動が最も効率的です!
◆そもそも有酸素運動、無酸素運動とは?
・無酸素運動…短い時間に高い負荷をかける運動。
成長ホルモンを分泌することで脂肪分解を促進し、エネルギー源として使える状態にする効果がある。
例)短距離走、筋トレ、ウェイトリフティング、投てき など
・有酸素運動…長時間かけて負荷をかける運動。脂肪をエネルギー源として消費できる。
例)水泳、ジョギング、ウォーキング、サイクリング など
無酸素運動をすることで脂肪を分解しやすくし、有酸素運動で脂肪を燃やすというイメージです。
種目は何でも構いませんが、一番手軽なのは筋トレ×ランニングです。
◆なぜ無酸素と有酸素を両方行うのか
無酸素運動と有酸素運動を両方やる理由については「基礎代謝」が大きく関わってきます。
基礎代謝とは何もしなくても消費されるエネルギーのことで、その20%を筋肉が担っています。
ランニングだけだと、その消費エネルギーを補うために
筋肉のタンパク質も分解されてしまうため基礎代謝が落ちてしまうのです。
ランニングでカロリーと体脂肪を消費しても基礎代謝が落ちてしまっては効率的に痩せることは難しくなってしまいます。
そのため、筋トレが必要なのです。
筋トレで筋肉を刺激することで筋肉量の低下を妨げる、もしくは増やすことができます。
ランニングに加え、筋トレをすることで初めて基礎代謝と消費エネルギー両方を増やすことができるのです。
また、ランニングと筋トレをかけあわせるとさらに良いポイントとして
肺活量も増え筋肉もつくので疲れにくい身体になります。
これにより日常生活での活動量もアップするので、より痩せやすい体質になるのです。
◆ウォーキングよりもランの方が痩せる理由
ウォーキングの方が楽ならそちらの方が良い、という人もいますが、ランニングの方が実は痩せやすいのです。
これは、ランなど強度の高い運動をすると食欲が抑えられたり、
体を安静時の状態に戻すためエネルギーが消費されることなどが推測されるためです。