吐き気は生活習慣やトレーニングの仕方で抑えるこたが可能です。
筋トレ中の吐き気の原因には、酸欠、消化不良、寝不足、加圧シャツの締め付けなどが考えられます。
実は、筋トレ初級者だけではなく、上級者でも起こる症状となりますので、原因や対処法を知っておくと安心です。
筋トレ前の食事は食べ過ぎに注意して、フルーツなどの消化によいものがおすすめです。
さらに、筋トレ中は呼吸を意識して、水分をこまめにとり、夜は十分に良質な睡眠をとるよう心がけが大切です。
もしも吐き気を催してしまったら、体を締め付けているものを外し、
息を長く吐きながら呼吸をして安静にしておさまるのを待ちます。
吐き気を催した時の対処方法
筋トレ中に吐き気を催した時の対処方法は、すぐに筋トレを止めて、
まず体を締め付けているものを全て外し、休憩できる場所を確保します。
ゆっくりと深呼吸を繰り返して、呼吸を整えて休憩をしながら様子をみてください。
深呼吸のポイントは、「吸う時よりも、吐く息を長めにすること」です!
副交感神経を優位にすることで、リラックス効果を高めてくれます。
ストレスを緩和したいとき、人は大きく息を吐きますが、同じ要領と言えます。
吐き気がして気分が悪い時も、息を長く吐いて、体の余分な力を抜いてあげるようにします。

・筋トレ中は呼吸を意識する
筋トレは、呼吸の仕方によっても効果の出方が異なります。
ただ闇雲に呼吸をしていると、本来得られるはずのパフォーマンスが得られていない可能性があります。
意識的に力を入れる時に息を吐くようにして、呼吸を止めないことがポイントです。
また、インターバルをとることも必要ですので、無理をしないことが大切です。
・筋トレ前の食事に気をつける
筋トレ中にどうしても吐き気を催すという方は、筋トレ前の食事が原因の可能性があります。
だからと言って、空腹で筋トレをしても倒れてしまいますので、
筋トレ前は、エネルギー源として消化のよいフルーツなどを摂るようにしてください。
筋トレによる消化不良が心配であれば、筋トレを始める1時間~1時間半前に食事を済ませておきます。
・十分の睡眠を取る
睡眠不足による吐き気の場合は、しっかりと睡眠をとることで改善されます。
最低でも6~8時間は睡眠をとるように心がけます。
良質な睡眠は、筋肥大も促進してくれますので、筋トレにも吐き気予防にも必要です。
おすすめの時間帯は、22~2時の回復のゴールデンタイムと呼ばれる4時間で、
成長ホルモンが最も分泌されると言われています。
・水分はこまめに補給
筋トレを行う時は、こまめな水分補給が欠かせません。
水分をとらないまま無理に筋トレをしてしまうと、脱水状態や熱中症を起こしてしまう可能性があります。
筋トレに集中していると忘れてしまいがちですが、意識的にこまめに水分を補給することが大切です。
吐き気や他の症状が出てからでは遅いケースもありますので、季節にかかわらず、しっかりと水分をとるようにしてください。