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脂肪燃焼には水分補給も大切

脂肪燃焼には、食べ物から得る栄養素も大切ですが、体の水分補給も重要です。
体の約60%は水分でできていて、
筋肉については、約80%が水分です。
血液やリンパ液などの体液はもちろん、各臓器がエネルギーを産出するときも水分は必要になります。
汗をかいた時だけでなく、日頃からこまめに水を飲む習慣をつけましょう。

まず、朝起きたらコップ1杯を。
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれており、寝起きの体は軽い脱水状態です。
寝起きに1杯、10時、ランチの前、おやつの時間、夕食前、寝る前と1日6回水を飲むと、
1日で1リットル以上の水分を補給できます。

季節によって、水がおいしく感じる温度は異なります。
暑い日は、冷たい水を飲みたくなりますが、内臓を内側から冷やすことで内臓機能が低下し、基礎代謝を低下させる結果に。
夏バテの原因にもなりますので、常温を心がけましょう。
水が飲みにくい人は、レモンやハーブを入れたりすると飲みやすくなります。
水分を補給すれば血液やリンパ液などのめぐりがよくなり、必然的に代謝がアップ。
脂肪燃焼しやすい体になります。

 

また、ブラックコーヒーには、脂肪燃焼効果があることがわかっています。
コーヒーの生豆から発見されたポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が、
脂肪の吸収を抑える働きのほか、体のサビを抑える抗酸化作用、血糖値の上昇の抑制作用などもあるとされます。
カフェインにも、脂肪燃焼作用があることがわかっています。
コーヒーの効果を最大限に活かすには、運動する1時間前がおすすめ。
コーヒーの効果で血中に脂肪酸が増え、そこで運動をすると、脂肪酸が消費されて脂肪燃焼効果が加速されます。
お茶に含まれる茶カテキンにも、脂肪燃焼効果があることがわかっています。
お茶を飲んだ時に感じる渋みは、茶カテキンによるもの。
脂肪燃焼効果のほか、抗酸化、抗菌、整腸作用などがあります。
特に、煎茶に多く含まれており、お茶の茶カテキンを摂取しておくと、
生活のさまざまな面で脂肪がエネルギーとして使われやすくなります。
水分補給の水と、お茶やコーヒーなどの飲み物は別物と考えましょう。
それらはデトックスや抗酸化には効果的ですが、大量のカフェインには利尿作用があり、
逆に体の水分を排出してしまいます。
1日の水分摂取量にお茶やコーヒーは含めずに。
スポーツ飲料も水分補給目的の飲み物ですが、
砂糖がたっぷり入っているものも多いので、脂肪燃焼の観点から見ると不向きです。