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ーパーソナルトレーニングで競技別に伸ばすための考え方ー

パーソナルトレーニングは「競技の動き」に合わせると成果が早い

筋トレはどの競技にも役立ちますが、競技が違えば必要な動きも違います。例えば、ジャンプが多い競技と、長時間走る競技では鍛えるべき筋肉の使い方や疲れ方が変わります。パーソナルトレーニングの良さは、ただ重いものを上げるのではなく「競技で使う動き」に合わせてメニューを組めることです。初心者でも、目的がはっきりするとトレーニングが続きやすくなります。

競技別トレーニングでまず確認するポイント

競技別に組む前に、共通して押さえたい土台があります。ここがズレていると、頑張っても伸びにくく、ケガにつながることがあります。

競技の動作を分解する

「加速する」「止まる」「方向転換する」「跳ぶ」「投げる」など、競技で繰り返す動作を分けて考えます。たとえばサッカーならダッシュと切り返し、野球なら投球動作と体幹のひねり、というように優先順位が見えてきます。

課題を数字と感覚で把握する

体力測定の数値だけでなく、本人が感じる弱点も大事です。「後半にフォームが崩れる」「片脚で踏ん張れない」「肩が張りやすい」などの感覚は、メニュー作りのヒントになります。トレーナーに正直に伝えるほど、内容が競技に寄ります。

競技別のトレーニング例

ここからは代表的な競技の考え方です。実際はポジションやレベルでも変わるので、あくまで方向性として読んでください。

大事なのは、競技の動きに近いフォームで安全に反復できることです。そのために、いきなり難しい種目から入るのではなく、基礎の筋力や可動域を整えながら段階的に負荷を上げます。パーソナルならフォーム修正がすぐ入るので、同じ時間でも質が上がりやすいです。

球技

球技はダッシュ、減速、切り返しが多く、股関節と体幹の安定が重要です。メニュー例としては、片脚スクワット系、ランジ、ジャンプの着地練習、体幹の回旋トレーニングが中心になります。特に「止まる力」を鍛えると膝や足首の負担が減りやすいです。

格闘技

格闘技は瞬発力と姿勢保持が鍵です。押す引くの力だけでなく、重心移動がうまいほど打撃も組みも安定します。デッドリフト系で背面を強くしつつ、股関節の可動域を広げ、体幹を固める種目を入れます。首や肩に力が入りすぎる人は、呼吸と肩甲骨の動きも整えると動きが軽くなります。

持久系スポーツ

ランニングやトライアスロンなどは、筋力よりも「フォーム維持」が課題になりやすいです。お尻や体幹が弱いと、脚だけで走って疲れやすくなります。ヒップヒンジの練習、臀部の補強、ふくらはぎだけに頼らない足首の使い方を作るトレーニングが効果的です。やりすぎて体が重くならないよう、回数や負荷を調整します。

パーソナルで競技別にするメリット

自己流だと「とりあえず筋トレ」になりがちですが、競技別は目的が明確です。さらにパーソナルなら、疲労が溜まっている週は負荷を落とし、試合前は動きを軽くするなど、コンディションに合わせた微調整もできます。短期間で結果を出したい人ほど、この調整力が大きな差になります。

最後に

競技別トレーニングは、競技の動作を分解し、課題に優先順位をつけて組むのが近道です。パーソナルトレーニングならフォームを見ながら安全に負荷を上げられ、試合や練習の状況に合わせた調整もできます。自分の競技で「何を伸ばしたいか」を言葉にして、トレーナーと一緒に最適なメニューを作っていきましょう。